2025年8月10日日曜日

四柱推命大全 日干の強弱を読む 強弱による六類型 その1 過強の命 旺極の命 #四柱推命大全 #陰陽五行 #得令 #身旺 #身強 #身弱 #看命...


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四柱推命大全(2016年新装版初版)では233ページから「強弱による六類型」の解説が始まります。

<見開き写真>

今回は四柱推命大全で解説されている命式を中心星四柱推命の命式に入力して検証をしてみます。

①過強(旺極)の命

<命式01-1>

この命式の年干支、月干支、日干支、時干支から万年暦、生時干支表を使って、この方の生年月日を求めて見ます。

万年暦から
「甲寅」年は1974年
「丁卯」月は3月
「甲子」日は24日
生時干支表で
「甲」の日の「甲子」時は午前0時-1時

1974年3月24日0時生まれで性別は仮に女性として、中心星四柱推命の命式に入力をすると、このようになります。

<中心星四柱推命命式01-1>

元の命式は縦書きなので、中心星四柱推命の命式に合わせて横書きにして並べてみます。

双方の命式を比較すると

天干通変の年柱「比肩」月柱「傷官」日柱=日主「比肩」時柱「比肩」
蔵干の年柱「甲」月柱「乙」日柱「癸」時柱「癸」
十二運の年柱「禄=建禄」月柱「旺=帝旺」日柱「沐=沐浴」時柱「沐=沐浴」

蔵干は求め方によって変わる場合がありますが、今回は完全に一致しています。

では、命式の解釈を見てみます。

四柱推命大全の解説では
「この命造(命式)は甲木日生まれで卯の仲春に生まれた人であるため、月令を得て旺となる」

つまり、日主は「甲」の木局で月柱の「卯」も同じ木局であるので「身強=身旺」となる。

<中心星四柱推命命式01-1-大運タブ下アップ>

中心星四柱推命の命式では大運のタブの下に「季節による身旺身弱」があり、この判断は自動で行われます。

「年・時の木と我は同気(同じ五行)であり、比肩となり助となり、得勢である」

これは四柱推命大全の231ページの「第二条 得勢(党多)=人和」で
「日干が四柱(命式)内において、多くの干支の生助を得ることを得勢という。そして旺(身強)となる」

命式に日干と同じ五行の干支がある場合、または「水生木」など日干を応援する五行の干支がある場合、「身強=身旺」となるということです。

<五行バランス>

中心星四柱推命の命式では直接的に得勢という表現ではありませんが、「五行バランス」という機能で日主(自分)と同じ五行(比肩、劫財)、あるいは日主を応援する五行(偏印、印綬)がいくつあるのかカウントすることができます。

この方の命では日主の木局の天干地支が●で5個ありますが、内訳は比肩が3個、劫財が1個、日主の比肩1個になります。

また、日主を応援する印綬も2個となります。

そもそも、この「五行バランス」は得勢を求めることを前提に作っていませんが、命式内で数えることなく、ひと目でわかるということです。

更に中心星四柱推命は独自の中心星という通変星を求めて、大運や年運、日運などの運を算出していますが、この中心星は「身旺身弱」の判断にも使います。

<中心星四柱推命命式01-1-大運タブ下>

大運のタブの下に「中心星の身旺身弱」がありますが、これは自動的に中心星の通変によって身旺身弱を表示するものです。

通常の中心星四柱推命の鑑定では「季節による身旺身弱」「中心星の身旺身弱」を使って身旺身弱を判断します。

この方は両方とも身旺であるので「超身旺」と表現をします。

<中心星四柱推命命式01-1>

また、命式の十二運に「建禄」「帝旺」とありますが、これは四柱推命大全の232ページの「第三条 得地(通根)=地利」で十二運に「建禄」「帝旺」など強いものがあると得地で身強となります。

中心星四柱推命の鑑定では十二運で直接「身旺身弱」を決めることはしませんが、命と運の十二運でその方のエネルギーを判断する材料にしています。

「身旺身弱」は四柱推命の源流や流派によって微妙に求め方が違っていますが、結果的には大きな違いはないと考えます。

次回も引き続き、「強弱による六類型」を中心星四柱推命と比較検討しながら、読み進めていきます。

今回はここまで

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