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#格局 #蔵干 #四柱推命大全 #陰陽五行 #看命 #推命 #旺相休囚死 #四柱推命講座
<オープニング動画>
四柱推命は生まれた年・月・日・時刻をそれぞれ年柱・月柱・日柱・時柱という四つの柱で表し、合計八つの文字で命式を構成します。
この命式は、その人が生まれ持った宿命を映し出す設計図のようなものです。この八字を構成する要素は、すべて陰陽五行の理論に基づいて成り立っています。
四柱推命大全や多くの流派では看命の順序として「日主を看て強弱を判断し、次に月支を看て格局を求める」とあります。
中心星四柱推命では
生年月日時から求められた4柱の部分を「命」つまり先天運
大運、年運などの部分を「運」つまり後天運
と言います。
中心星を求めて命式システムに設定をすると、自動的に「命」と「運」を算出してくれます。
先天運「命」で一番重要なのは
月柱地支通変いわゆる「月支元命」です。
「月支元命」は何をするにもこのやり方で行う「心の内面」を表します。
次に「月柱天干通変」を看ます。
「月柱天干通変」は外面、つまり「外からみた印象」を表します。
この2つの要素を合わせた「処世術」も求めてくれます。
更に身旺身弱も自動的に求められるので、四柱推命大全の「日主を看て強弱を判断し、次に月支を看て格局を求める」という手順のほとんどを瞬時に処理してしまいます。
四柱推命大全では「第二十三章 格局を定める方法」で普通格局(内格)、特別格局(外格)について説明をされています。
中心星四柱推命の月支元命は完全にイコールではありませんが、普通格局の内容に近いものです。
また、特別格局は中心星四柱推命の年運、大運、吉凶星も含めた命式の成り立ちと考え方が近いです。
アプローチは違いますが、中心星四柱推命も結果的に同じ、あるいは近い分析方法であると考えられます。
四柱推命大全の内格、外格の命式事例を中心星四柱推命の命式システムで再現をして、違いとその原因を考えてみます。
四柱推命大全251ページの「内格の命式事例」の「例1 正官格」を看てみます。
<例1正官格の命式>
この命式から万年暦を使って生年月日時を求めてみます。
年柱「辛丑」は1961年
月柱「戊戌」は10月
日柱「癸未」は10月17日
生時干支表から子の刻23時から24時ということで0時
これを仮に性別を女性にして、中心星四柱推命の命式システムに入力します。
ここでは中心星は関係ありませんが、中心星「偏印」で入力します。
<命式>
四柱推命大全の命式は縦型なので、横型に変換して並べてみます。
さて、四柱推命大全の命式は月柱の蔵干が「戊、辛、丁」となっています。
本気の蔵干「戊」は月柱天干「戊」と透干して、更に命の天干、地支から無情に剋されることがないので、本気の蔵干「戊」を採用しています。
つまり、日主「癸」から見た月柱の蔵干通変は「正官」となり「正官格」になると書かれています。
中心星四柱推命では内容は微妙に違いますが、多く流派で使われている「蔵干一覧表」を使って蔵干を求めています。
月柱地支「戌」で生年月日が1961年10月17日で万年暦からその月の節入日は10月8日で生日は節入日から10日の「中気」で蔵干「丁」になります。
つまり、月柱の蔵干通変は「偏財」となり、四柱推命大全とは「格局」が違います。
命式で一番重要な月柱地支通変、つまり月支元命が蔵干の算出方法によって違うということになります。
同様に流派によって「蔵干一覧表」の期間が微妙に違うために生年月日によっては蔵干が違うという現象が起こります。
どれが正しい、どれが間違っていると結論を出すことではなく、どのようなロジックで算出されているかを理解しておくことが肝要です。
そもそも何千年もの変遷を経て様々な流派が中国大陸だけではなく、日本でも独自の算命学などとして発展をしてきたものであるので、正解を求めるということはナンセンスであると考えます。
今回はここまで