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四柱推命には先天運である「命」と後天運の「運」があります。
「命」の部分は素人でも四柱推命大全、万年暦などを見ながら命式を完成させることができますし、Webの命式表示でも出すことができます。
「運」の部分は中心星四柱推命独自のもので、命式の中で有力な通変星を「中心星」として選び、それを用いて大運(大運変化運)、年運(年運結果運)、月運、日運を「推命」することができます。
本田圭佑さんの命式(生まれ時刻は架空です)を例に説明をします。
中心星の求め方は省きますが、この命式の場合は中心星「偏印」になります。
先ず、日干(日柱天干)「戊」と大運天干「丁」を通変星対照表に当てはめて交わるところの通変を見ます。
「戊」の行の「丁」の列の通変は「印綬」です。
これが大運通変になります。
次に中心星「偏印」と今求めた大運通変「印綬」を変化運一覧に当てはめて交わるところの通変を見ます。
「偏印」の行の「印綬」の列の通変は「劫財」です。
これが大運変化運になります。
同様に日干(日柱天干)「戊」と2024年の年運天干「甲」から年運通変「偏官」となります。
大運通変「印綬」と年運通変「偏官」から年運変化運「印綬」が求まり
更に大運変化運「劫財」と年運変化運「印綬」から最終的に年運結果運「偏印」が求まります。
同様に日干とその月の天干から月運通変を求めて、中心星と月運通変から月運結果運が求まります。
日運結果運も日干とその日の天干から日運通変を求めて、中心星と日運通変から日運結果運が求まります。
このように手作業で１つ１つ、日々の運勢まで算出することは可能ですが、毎回はとても大変です。
基本的な原理だけを知っていれば、あとはシステムに任せるのが良いと考えています。
巷の四柱推命講座では命式表の作り方や運の算出方法を手作業で教えて法外な受講料をとるようなこともあるようです。
私はこのように命式表作成から運の算出まで手作業ですることは、原理を勉強するために１度はやってみる価値はあるかもしれませんが、これを何度も行ったり、算出方法を覚えるのは全くの無駄だと思います。
前置きがかなり長くなりましたが本題の「中心星四柱推命で何ができるのか？」ということ、
つまり、中心星を求めることができれば、このような手順で大運(大運変化運)、年運(年運結果運)、月運(月運結果運)、日運(日運結果運)を求めることができるということです。
宣伝になりますが「中心星四柱推命 命式システム」を使えば、手作業でやっていたことは、吉凶星や例外事項も含めてほとんどシステムが判断をして算出をしてくれます。
後々、説明しますが、四柱推命には様々な例外事項があります。それをいちいち覚えなくても命式システムが自動で判断をして教えてくれます。
次回は四柱推命のきほんのきを説明します。
