今回は豊洲でアルバイトと報じられている渡部建さんを鑑定してみたいと思います。
履歴一覧から呼び出します。
2021年2月は中心星「正財」年運結果運「傷官」
です。
中心星の求め方についてちょっと説明をいたします。
命式表を見ると三合会局で中心星は「偏財」となるはずですが、テキストの例外のチェックを確認すると大運通変が「印綬」ですので「偏財」は「正財」に読み変えます。
年運のコメントを確認してみます。
「油断せずに進む年。この年は、相当な発達運、上昇運ではあるが、とかく目上の不都合によって自分に迷惑がかかりやすい。」
とあります。
命式表に戻って、鑑定日を2022年2月に変えてみます。
2022年2月中心星候補は「食神」「偏官」「正官」です。
まず、「偏官」は「食神」に無情に剋されていますので、中心星候補じゃズレます。
「正官」と「食神」を比較してみます。
現在の大運地支は「寅」です。大運の季節は春で木局になります。
つまり、地支が木局であれば、それが中心星になります。
しかし、「正官」は「壬(みずのえ)」で水局、「食神」は「己」で土用です。
次に木局に応援される、あるいは剋されるかを確認してみます。
「木生火」で木が応援するのは火つまり火局で「丙」あるいは「丁」になります。これはどちらも該当しません。
次に「木剋土」で木が剋すのは土つまり土用で「戊」あるいは「己」になります。つまり、天干「己」の「食神」は大運地支から剋されているので候補から外れます。
最終的に1つ残った「正官」が2022年2月の中心星になります。
2022年2月中心星「正官」年運結果運「偏官」
年運のコメントを確認してみます。
「守りに徹する年。この年はとかく不慮の災難に困惑しがち。身体、家のこと金銭財産のこと仕事のことなどまず自分を守る、という意識を第一とする。この運には海外に縁を持つか、趣味的なことに縁を持つと凶暗示が減少する。」
とあります。
命式表に戻り吉凶星を確認してみます。
大運と年運に「囚獄」と「亡神」が重なっています。
「囚獄」は八方塞がりで身動きが取れないことの暗示もあります。
また、「亡神」は策略の星ですが、年運逆境運ですので、策を弄したことがかえって悪く働くことになります。
2021年は上昇運ではありますが、外からの妨害や迷惑で悩ましいことになるかもしれません。
更に2022年は完璧な逆境運ですので、じっと耐えるしかないです。
公私とも安定してくるのは2023年からになります。