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#四柱推命大全 #陰陽五行 #得令 #身旺 #身強 #身弱 #看命 #推命 #旺相休囚死 #四柱推命講座
四柱推命大全(2016年新装版初版)では236ページに「強弱判断の総論」があります。
<見開き写真>
四柱推命大全によると命の主となる日主の強弱を判断するには次の3つの条件があるということです。
・天時:得令(月令を得るか)
日干(日柱天干)の五行と月支(月柱地支)の五行が同じである
<5行の相生相剋>
木局:日主が甲・乙、月支が寅・卯。
火局:日主が丙・丁、月支が巳・午。
土局:日主が戊・己、月支が巳・午、あるいは辰・戌・丑・未。
金局:日主が庚・辛、月支が申・酉。
水局:日主が壬・癸、月支が亥・子。
以上が「得令」の条件です。
逆にこれらの条件に当てはまらなければ「失令」となる。
※ここで土局にだけ、月支が巳・午と火局(火生土、旺相休囚死で相)のものが入っています。これについてはなぜ土局だけなのか不明ですので、後々調べることにします。
・人和:得勢(党多)
<5行の相生相剋>
日干が木局の場合、四柱の干支に同じ木局あるいは「水生木」と応援をする水局のものがあれば、生助となる。
日干が火局の場合、四柱の干支に同じ火局あるいは「木生火」と応援をする木局のものがあれば、生助となる。
日干が土局の場合、四柱の干支に同じ土局あるいは「火生土」と応援をする火局のものがあれば、生助となる。
日干が金局の場合、四柱の干支に同じ金局あるいは「土生金」と応援をする土局のものがあれば、生助となる。
日干が水局の場合、四柱の干支に同じ水局あるいは「金生水」と応援をする金局のものがあれば、生助となる。
以上が「得勢」の条件です。
逆にこのような応援がなければ「失勢」となる。
・地利:得地(通根)
日干から地支を見て求めた十二運が「帝旺」「建禄」など強いものであれば「得地」となる。
逆に十二運が「病」「死」「絶」などであれば「失地」となる。
これらの得令、得勢、得地と日主の強弱をまとめたものが四柱推命大全236ページの「日主強弱早見表」です。
<日主強弱早見表>
さて、ここまで7本の動画で「第二十二章 日干の強弱」を読んできましたが、四柱推命大全の記述だけでは、原理の理解はできますが、中途半端で実際にこれを読んで鑑定に応用するのは至難の業であると思います。
しかし、四柱推命に10年以上関わって来た私でも動画を制作するために読み進めることで解釈の違いや未知の発見などがあります。
「定本」「ハンドブック」としては大変優れている「四柱推命大全」ですが、多くの源流、流派の異なる用語を併記して説明をしているため、初心者にはかえって混乱を招いているように思います。
今回はここまで