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四柱推命大全(2016年新装版初版)で230ページから始まる「日干の強弱」について動画で見てきました。
「日干の強弱」の判断については中心星四柱推命とは少し判断方法が違いますので「強弱による六類型」の6つのパターンについて、中心星四柱推命の命式システムで比較検討をしてみます。
過強の命 中強の命 小強の命
小弱の命 中弱の命 過弱の命
中強の命
今回は中強の命についてみてみます。
以前の動画で中心星四柱推命の命式システムに中強の命の例を入力したものがこれです。
<中心星・中強の命>
四柱推命大全で
「この命造は乙木日生まれで、仲秋に生まれた人であるため、木気は衰えた絶の時となっている。そのため、月令を得ず。」
とあります。
<大運・方位のタブ>
中心星四柱推命の季節による身旺身弱も「身弱」となっています。
しかし「中心星の身旺身弱」を見ると「身旺」となっています。
この方の現在の中心星は「劫財」になっています。
<命式に戻って>
中心星について少し説明をします。
中心星は命の日主以外の通変星から候補を絞って選びます。
命式を見ると月柱の「偏官」と時柱「傷官」がグレー表示になっています。
これは時柱天干「丙」と月柱蔵干「辛」が干合をしているということです。
中心星四柱推命のシステムでは干合は自動的に処理をしてグレー表示になります。
この干合している通変星を除いた残り5個の通変星が中心星候補です。
<通変星相生相剋>
<通変星相生相剋マーク>
これを通変星の相生相剋図にマークすると「劫財」は「偏印」「印綬」に応援をされています。
また、「劫財」を無情に剋す通変星はありません。
そのため、中心星は「劫財」になります。
「劫財」は四柱推命大全で書かれている「得勢」の条件である同じ五行の通変星でもあります。
中心星の身旺身弱
偏印、印綬、比肩、劫財→「身旺」
食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官→「身弱」
「中心星の身旺身弱」は比肩、劫財、偏印、印綬で「身旺」となりますが、これは「得勢」でもあり、偶然に結果が同じになるのではなく、必然的に「身旺」=「得勢」となります。
四柱推命大全で
「得時を得ずといえども。四柱中の干支は水が多く木の助となっているので強という。」
とあります。
<五行基本>
これは「五行基本」で見ると日主「乙」の木で木局が(日主を除いて)2、それを応援する水局が3であるので、同じ木局と応援する水局で得勢となるということです。
<命式に戻って>
四柱推命大全で
「月日時の地支は弱となっており得地していないが、生年支は帝旺となり得気(得地)している。そのため、中強の命となる」
とあります。
十二運は月柱「絶」日柱「死」時柱「病」と弱いですが、年柱は「帝旺」で得地しています。
得勢と得地で「中強の命」になるということです。
今回はここまで