★合理的思考の四柱推命
https://www.momi-planning.com/chushin/
★運勢手帳
https://momi-planning.com
----------------------------------
#四柱推命大全 #陰陽五行 #得令 #身旺 #身強 #身弱 #看命 #推命 #旺相休囚死 #四柱推命講座
四柱推命大全(2016年新装版初版)で230ページから始まる「日干の強弱」について動画で見てきました。
「日干の強弱」の判断については中心星四柱推命とは少し判断方法が違いますので「強弱による六類型」の6つのパターンについて、中心星四柱推命の命式システムで比較検討をしてみます。
過強の命 中強の命 小強の命
小弱の命 中弱の命 過弱の命
過強(旺極)の命
以前の動画で中心星四柱推命の命式システムに過強(旺極)の命の例を入力したものがこれです。
<中心星・過強の命>
四柱推命大全では「月令を得て旺となる」とありますが、これは中心星四柱推命では「季節による身旺身弱」で表示されています。
<大運・方位のタブ>
これを見ると「身旺」となっています。
季節により身旺身弱は以前の動画で説明をしましたが、このようなマトリックスで算出をしています。
<身旺身弱マトリックス>
更に「中心星の身旺身弱」を見ると「身旺」となっています。
「中心星の身旺身弱」とは、ある手順で求められた「中心星」の通変によって、身旺身弱を求める方法で偏印、印綬、比肩、劫財は「身旺」、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官であれば「身弱」となります。
中心星の身旺身弱
偏印、印綬、比肩、劫財→「身旺」
食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官→「身弱」
この「身旺」の通変を見ると、四柱推命大全での日主の「比肩」と同じ五行の通変、あるいは応援する通変、つまり「生助」となる通変です。
中心星四柱推命ではこの時点でこの方の現在の身旺身弱は「超身旺」であると判断します。
中心星は鑑定日によって変わる場合があるので、この身旺身弱は変動するものです。
<命式に戻って>
四柱推命大全で
「年・時の木と我は同気であり、比肩となり、助となり、得勢である。」
「日・時の地支子水は、我を生扶し、日主を生じ得ている。」
とありますが、
<五行基本>
これは「五行基本」で見ると日主「甲」の木で木局が5、それを応援する水局が2であることからもわかります。
更に日主の木局を剋す金局は0ということもわかります。
これによって得勢となります。
<五行バランス>
もう1つの五行バランスを見ると命だけではなく、大運の天干地支もカウントできます。
これは命の固定的なバランスだけではなく、運により変動するバランスを見ることができます。
<命式に戻って>
十二運については、日干から四柱の地支を見た十二運が四柱推命大全の命式と同じく表示されて「建禄」「帝旺」で得地となります。
四柱推命大全に書かれているように得令、得勢、得地と3つ揃っているので、過強の命ということになります。
<大運、年運アップ>
さて、中心星四柱推命では固定的な命だけではなく、例えば、十二運も大運十二運、年運十二運もその時期にエネルギーの強さとして考えます。
<大運・方位のタブ>
また、大運季節による身旺身弱、大運通変の身旺身弱もその時期の身旺身弱として判断に利用することができます。
<命式に戻って>
このように中心星四柱推命でも得令、得勢、得地で日干の強弱、つまり、身旺身弱を判断することができます。
しかし、中心星四柱推命では基本的に自動で表示される「季節による身旺身弱」「中心星による身旺身弱」を使い、その他の要素は後で参考として使用することにしています。
そのようにしなければ、身旺身弱を算出するために多くの時間がかかり、鑑定依頼されたお客様が知りたい「来年の後半の運勢は?」「結婚のタイミングは?」などの本来の依頼内容までたどり着くことができません。
中心星四柱推命は「中心星を設定すれば、即、鑑定ができる!」と謳っていますが、これは他流派のように手作業で手間・時間がかかる作業をシステムに委ねることで、鑑定作業を素早く、正確にすることができるということです。
決して出鱈目をやっているわけではありません。
次回は「中強の命」について比較検討をしてみます。
今回はここまで