訃報が続きますが、今回は23日に亡くなったと報じられたなかにし礼さんについて鑑定してみようと思います。
既に登録してありますので、履歴一覧から呼び出します。
ブログでは2020年9月に節木運という30年の大きな節目があると書きましたが、正確には9月は9月7日からですので、2020年9月2日は8月ということになります。
節木運の2020年8月の命式が表示されていますが、三合会局があるので、中心星「正官」になります。
しかし、例外事項「正官」が3つ以上、あるいは三合会局で「正官」になる場合で大運通変が「比肩」または「傷官」の場合は中心星「正官」を「偏官」に変えるとありますので、最終的に接木運切替前の中心星「偏官」となります。
大運切替の切替後ボタンをタップして、接木運切替後の表示に変えてみます。
三合会局が消えて、中心星は「偏財」になります。
そして、切替後の年運結果運を見ると「正官」、吉凶星も「駅馬」のみと悪い運勢ではありません。
でも、これは4柱ではなく、生まれ時刻を無視した3柱で鑑定した結果です。
実際の生まれ時刻はわかりませんので、こちらで生まれ時刻を変えて年運結果運がどう変わるかを調べてみました。
すると生まれ時刻が午前7時台、午前8時台の場合は中心星が「正官」になり、年運結果運が「偏官」になることがわかりました。
実際に生まれ時刻を午前7時にしてみます。
すると三合会局となりましたので、中心星は「正官」となります。
中心星を「正官」に変えると、年運結果運が「偏官」となります。
詳しくは講習のテキストに書いてありますが、接木運の前後で年運結果運が「比肩」「偏官」となる時は特に注意をすべき時です。
このように鑑定システムがほぼ自動で命式表を組み立てて表示をしてくれますので、このように時柱を変えていって、仮説を立てるということも簡単にできます。
今回はここまでです。
なかにし礼さんのご冥福をお祈りいたします。