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かなり具体的に鑑定の実際を説明しています。
今回はミュージシャンと結婚を前提に同棲と報じられたIMALUさんを鑑定してみたいと思います。
まず、IMALUさんですが、以前に鑑定をした履歴がありますので、履歴一覧から呼び出します。
生年月日1989年9月19日、2020年12月現在の命式が表示されました。
ここで詳しくは説明しませんが、相剋で2つ候補が消えて、中心星は「正官」になります。
ここで命式の大運、年運の吉凶星の部分を見てみます。
大運、年運とも「羊刃」「冲」「囚獄」と重なっています。
見るからにヤバそうな吉凶星が並んで重なっていますが、大運に「羊刃」があるので「好事魔多し」、更に「羊刃」と「冲」があるので衝突の暗示が非常に強いです。
また、「囚獄」が大運、年運にあるので、八方ふさがりでもあります。
年運結果運を見ると「正官」で吉運ではありますが、月によっては健康面で要注意とあります。
さて、年運結果運の部分を見ると、2021年の年運が薄い文字で「偏官」と表示されています。
なぜ、薄く表示されているのかというと、来年の条件次第で中心星が変わり、結果運も変わる可能性があるからです。
では、鑑定日を2021年2月つまり来年のはじまりの日に設定をして更新してみます。
すると、三合会局で命式の姿がガラリとかわってしまいました。
この場合は三合会局の「印綬」が中心星となります。
中心星を印綬に変更をすると「偏官」だった2021年の年運結果運が「偏印」に変わります。
逆境運である「偏官」からかなりマシな「偏印」になりましたね。
2021年のIMALUさんを見てみると中心星が変わっても吉凶星は変わりませんので、相変わらず、大運に「羊刃」「冲」「囚獄」があります。
また、注意をしなければならないのは、年運の「血刃」と大運の「囚獄」です。
これは病気やケガなどで入院をするかもしれないという暗示です。
実際は月運や先天運なども含めて鑑定をするとわかりやすいです。
次回以降に説明をしますが、IMALUさんの先天運をみれば、親との関係やお付き合いする人の好みなども分析ができます。
このような手順で鑑定をすると、お客様に命式表を画面で見せながら、具体的に運勢の説明をできるので、非常に合理的だと思います。