2020年12月30日水曜日

四柱推命の時差について考えてみる★田中みな実さんの運勢、結婚運


今回は田中みな実さんの運勢について鑑定をしてみようと思います。

その前に田中みな実さんは1986年11月23日にニューヨーク市で生まれています。

勿論、現地時間ですから日本とはマイナス14時間の時差、サマータイムの時期だとマイナス13時間の時差があります。

以前に私が関わっていたある流派の教科書には日本標準時と日本全国の地点の時差が掲載されていて、時柱を正確に求めるには時差も計算する必要があるという方針でした。

私も最近まではこの時差を計算して鑑定をしていました。

その理屈で考えると田中みな実さんの場合はマイナス14時間あるいはマイナス13時間の時差を計算した上で、現在の日本時間で鑑定をするということになります。


以前からちょっと疑問に思っていたのですが、この時差のことは鍾進添(ショウシンテン)氏の四柱推命大全に具体的に説明があり、最近、私はこの鍾進添(ショウシンテン)氏の考え方を採用することにしました。

四柱推命大全によると

明石135度による中央標準時との時差も、季節の太陽の位置の時差である均時差も、4年に一度の閏日による1日のずれもすべて考慮する必要がなく、文字通り「現地時間で生まれた年・月・日・時のみを六十甲子(ろくじつこうし)=六十干支の循環による時間概念に変換をする」というのが四柱推命、命学による時間の根本であり、主体である。
※四柱推命大全 107ページ

とあります。この前段に詳しく説明されていますので、興味がある方は「四柱推命大全」を購入して読んでみてください。

細かいことを言いましたが、田中みな実さんの場合は現地時間1986年11月23日をそのまま命式に当てはめて鑑定をすることになります。

では、既に登録してある田中みな実さんの命式を呼び出します。
田中みな実さんの2021年11月の命式が表示されています。
この2021年11月というのは、ちょうど大運の切替の時期になっています。

しかも、今回は30年に一度の運の大きな節目である接木運でもあります。

まずは切替前の命式をみると
2021年(切替前)は中心星「偏官」年運結果運「正財」大運変化運「比肩」となっています。

年運のタブをタップしてみると「前向きな姿勢で進む年」「金運も引き立て運も抜群な年」「結婚が成立する」とあり、かなりの吉運であることがわかります。

大運のタブをタップしてみると「不調さを感じる時期」「何をやっても裏目に出やすく、周囲からの敵視、反対にもあいやすい」とあります。

命式に戻って吉凶星を確認してみます。

大運には「血刃」「囚獄」「冲」と悪い暗示の吉凶星、強烈な吉凶星があります。

では次に、大運の切替後の命式に変えてみます。

2021年(切替後)は中心星「偏官」年運結果運「印綬」大運変化運「印綬」となっています。

年運のタブをタップしてみると「効果絶大の年」「自然に利益と成果、評価が得られる吉運」とあります。

大運のタブをタップしてみると「追い風に乗れる時期」「何につけても利益増大、効率、効果大の時」とあります。

つまり大運の切替で今までの悩ましい10年とは全く違う追い風に乗れる時期が始まるということです。

命式に戻って吉凶星を確認してみます。

大運の吉凶星から悪い暗示のものが消え、財運、評価が上がる「禄馬」があります。

巷で言われている2021年結婚説ですが、大運切替前の年運には確かに「正財」があり、結婚の可能性もあるかもしれませんが、もっと大きな暗示があるのは2022年の年運結果運「比肩」の年だと思います。



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