今回は民放連ドラ単独初主演と報じられた鈴木亮平さんを鑑定しながら、中心星が変わることで運勢の流れも変わることを解説します。
まず、鈴木亮平さんの生年月日、1983年3月29日と入力して、性別、男性、鑑定日を2021年2月で更新ボタンをタップします。
ここで詳しくは説明しませんが、この時の中心星は相生相剋の関係から「印綬」となります。
つまり2021年2月中心星「印綬」年運結果運「比肩」となります。
また、年運地支「丑」は空亡ですので、年運のコメントを見ると年運の結果運の代わりに大運変化運の「印綬」で表示されています。
では、命式表に戻り、大運の一覧を確認してみると、2021年3月に大運が変わることがわかります。
鑑定日を2021年3月に変えて更新ボタンをタップしてみます。
大運の切替前の命式表は先ほどと何も変化はありません。
切替後をタップして、大運を切り替えてみます。
すると方合会局も解消され、大運通変も正財に変わりました。
この時の中心星は相生相剋の関係から「印綬」が候補になりますが、「印綬」は大運通変「正財」に無情に剋されていますので、次の候補「偏官」が中心星になります。
つまり2021年3月大運切替後は中心星「偏官」年運結果運「傷官」になります。
また、切替前と同様に年運地支「丑」は空亡ですので、年運のコメントを見ると年運の結果運の代わりに大運変化運の「印綬」で表示されています。
さて、ここまで見ると鈴木亮平さんの運勢には大運切替による中心星の変化、空亡により年運結果運を大運変化運で読み替えるという2つの要素が絡んでいることがわかります。
単純に命式表ソフトで運勢を求めているように見える中心星四柱推命ですが、実は非常に複雑で奥が深いものであります。
本題の鈴木亮平さんの運勢ですが、年運のコメントを確認すると、2021年3月の大運切替後は
「勝負強い年。ビジネスにおいても、商売でも、交際の場面でも、積極的であり、気力も強いので、大きな成果を勝ち取れるだけの運となっている。」
とあります。
吉凶星は大運に「血刃」年運に「駅馬」「囚獄」とありますが、空亡の年でもありますので、それほど深刻にはならないと思います。
中心星四柱推命の「空亡」は良いことも悪いことも半減、弱めるということです。
空亡を曲解した「大殺界」などというローカルルールはひとを恐怖に陥れて、お金を巻き上げるための道具でしかないと思います。