今回はヤフーニュースで格闘技に挑戦していると報じられたエド・はるみさんを鑑定しながら、年運空亡時の例外について説明します。
履歴一覧から呼び出します。
2021年1月は立春前なので、2020年の最後の月、つまり年運はまだ2020年の状態です。
下に表示されている空亡は「子(ね)」「丑(うし)」です。
年運の地支をみると2020年はちょうど「子(ね)」なので年運空亡になります。また、この年運の結果運は「印綬」十二運は「建禄」であるということを覚えておいてください。
では、年運のタブをタップしてみます。
年運空亡の場合は年運結果運の代わりに大運変化運で表示するのですが、年運結果運「印綬」でコメントが表示されています。
実は一番下の書いてある通り、年運十二運が「帝旺」「建禄」「冠帯+羊刃」の場合は「年運空亡」を無視とあります。
つまり、空亡がないということで、年運結果運をそのまま表示するということになります。
命式表に戻って、鑑定日を2021年2月に変えてみます。
またまた、年運地支が「丑(うし)」で空亡になります。
年運結果運「偏印」年運十二運「冠帯」年運吉凶星「羊刃」となります。
年運のタブをタップしてみます。
一番下に書いてある通り「冠帯」で「羊刃」もあるので年運空亡はなかったことになり、年運結果運「偏印」で表示されています。
基本的なことですが、この中心星四柱推命アプリではこのような例外事項をなるべく、アプリ側で処理をして、その理由も表示することにより、まだ鑑定に慣れていない方でも正確に鑑定を行えるようにしています。
では、肝心のエド・はるみさんの運勢を見てみます。
年運のコメントは
「身辺変動。この年は、日常の出来事、気持も不安定で、変動しやすい年である。このような時は、海外に縁のあることをやるか、趣味的なことをやるかなどの動きをすることで運気が安定してきます。」
命式表に戻って吉凶星を確認してみます。
大運に「駅馬」「血刃」「冲」年運に「羊刃」「暗禄」「駅馬」があります。
「血刃」「駅馬」は怪我、病気、事故に要注意です。
また、「冲」「羊刃」は衝突の強い暗示です。
通常は空亡の場合はこのような暗示を打ち消す、あるいは低減させることになるのですが、先ほど説明をしたように年運十二運「冠帯」と吉凶星「羊刃」があるので、空亡はほとんど無視されます。
ですから、エド・はるみさんは2021年はいろいろと要注意な年になると思います。