google Mapで舞台になる場所を確認しながら、途中、何度も読み返して見ましたが、いろいろと個人的にも考えさせられます。
特に「・・・なんで俺たちに関わろうとする?」の問に対して、主人公の「それは、自由が欲しいからに決まっている」のひとこと。
彼らは全然「自由ではない」のだけど、行き詰まったサラリーマンから見ればそう見えるのかもしれない。
実際、30年以上前に大企業サラリーマンで完全に行き詰まってしまっていた私には「ヤマギシズム」がそのように見えたし、そのころに参画したメンバーの多くは、現状の生活からの「自由を求めて」の逃避が多かったと思います。
確かに現実の社会の束縛からは「開放」されたけど、ある意味もっと窮屈な「掟」に束縛されてしまった気がします。
あ、「山彦」SF・ホラー・ファンタジーでベストセラー1位ですね!すごい!